アイデアを壊して組み立て直せ!
STEP3の作業
①STEP1、STEP2の結果を俯瞰して、アイデアを練り直す
②別の人になったつもりでアイデアを見直す
アイデアの整合性を確かめよう!
重要な要素に合わせて、思い切って内容を変更しよう!
STEP1とSTEP2で得た結果を俯瞰して、利用者のゴールをアイデアの上位ファンクションが満たせているか考えてみましょう。もし違和感のある箇所があれば、それを補助するアイデアや、現状案を捨てた別のアイデアを考えましょう。
なお前回のステップで終わってはいますが、そもそもアイデア自体の提供価値に違和感がないか(ファンクションの繋がりに違和感がないか)、特にアイデアのコアとなる上位ファンクションについてしっかり吟味してください。もし膨大な付箋を見比べるのがしんどければ、STEP1で使わなかったヴァリュー・プロポジション・キャンバスを使って、利用者と提供者のポイントを書き出し、アイデアについて吟味してみてください。
せっかく考えたアイデアは壊しにくいものですが、ここはさっぱりと気持ちを切り替えて、アイデアを組み立てなおしましょう!
補足1:
利用者の持つゴールを満たせるかがアイデアの提供価値として大事になります。
ただし、利用者のゴールは今あるプロダクト/サービスの中で機能しているものを想定していますので、そこを忘れないでください。新しいアイデアで、ユーザの心になかった新しいゴールを提案することもできることを忘れないでください。
アイデアを別視点でチェックしよう!
あなたの好きな人は、あなたのアイデアを何という?
STEP0の準備で書きだした好きな人たちにそろそろ活躍してもらいましょう。今まで作ったものをその人たちに見せてアイデアのプレゼンテーションをしたとき、その人たちは何といいそうでしょうか?その人になりきったつもりでアドバイスをしてみてください。
例えば、ウォルト・ディズニーだったらどうでしょうか。
「このプロダクトは使って楽しいのか?もっと~~~すべきだ。」
「全体として考えたときに一貫性はあるのか?ワクワクするのか?」など。
もちろん、彼らからの助言に全部従う必要はありません。ただ、視点を変えてアイデアを検討する価値はあります。是非やってみてください。
補足2:尊敬する人の考え方について
あなたがその人を尊敬していれば、ある程度どういう人か、人柄や考え方を理解されていると思います。完璧な人物トレースは不可能ですが、その人になりきってアイデアを評価してみてください。もし難しければ、別のなり切れそうな人物になってみてください。
補足3:人物になりきるために
顔写真などを印刷して目に見える場所に置いたり、お面にして頭に貼るなどしてください。その人になりきる状況を作ることは、ばからしいかもしれませんがトレースのために地味に大切なことです。
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