アイデアの実行に向けてやるべきこと!
STEP10の作業
人はよくわからないものに対して共感はしてくれません。アイデアを実現するために、考えも立場も違う上司に提示しなくてはいけないものは何でしょうか?もちろん報告タイミングより前にプロジェクトの様子を小出しに伝えておき、理解ある状態(少なくとも話を聞いてくれる)になっておいてもらうことも重要です。ただ、どれだけ成功できるかなんてやってみなくてはわかりません。数字だって出せないことが多いでしょう。だから、根拠がなくても今あるもので成功させるのだという強い思いを持っていてください。その思いが強力な協力者を生むかもしれません。
ビジネス・モデル・キャンパス(BMC)の話
とはいえ、人を説得するためにはイメージを持たせるものを用意する必要があります。この作業をされている方はBMCをご存知の方も多いでしょう。
ただ、実際に描いたことはないのではないでしょうか。実際に描いても進むイメー ジがわかないからでしょうか?自分の役割フェーズから手が離れてしまうからでしょうか?各会社で文化は違うと思いますが、とにかくやってみる。前に進むために是非チャレンジしていだければと思います。まずはやってみる。わからないところは、誰かに相談すべき場所がわかったということで、空白のままで構いません。BMCを描いてください。
ピクト図か価値交換マップでお金や価値の流れを考える
BMCと合わせて、時系列でお金や価値の流れを見やすく図解するピクト図や、ステークホルダー間でのお金や価値の関係を描く価値交換マップを描くことを是非やっていただきたいです。アイデアを提供するための仕組みについて意識できますし、ビジネスモデルマッピングを見せるよりも、他者への説明がしやすいかと思います。
ピクト図の詳細はリンク先の書籍をご参考ください。またweb上でも解説サイトがあるので探してみてください。
サービス・ブループリントの話
さ て、上記のBMCやピクト図では利用者とのやりとりや、ステークホルダーとの関係を図式化してわかりやすくしました。あと1つ足りないのは、利用者の行動に対する提供社側(自社)の対応についてです。
サービスブループリントでは、提供サービスの流れにそって、自社の誰がどのような対応をするのかを記述していきます。STEP2で描いたジャーニーマップを利用して、自社内の動きを描くサービスブループリントを作成してください。
以上、アイデアの実行に移すための準備がすべて終わり、実行の段階へと移っていきます。
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